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2008年9月

第9回 ハート教室2008.09.18

第9回『子供の食育について』

                 
今回はテーマを新しく、お子さんの大切な『食』に目を向けた教室を開きました。
また教室場所も移してたくさんの方に参加していただける様になりました!
      
時代と共に子供達の食生活にも変化が見られるようになり、
ファーストフードに電子レンジで"チンッ"簡単で手軽にとれる反面、
子供達の身体にも変化が見られるようになってきました。

そこで、もう一度食生活についてご家族で見直して頂けたらと思い、
今回のハート教室では『子供の食育について』お話させて頂きました。
                  
当日は台風が近づいているとの事で、あいにくの曇り・・・。
それでもお子さん・お孫さんのことに熱心なお母さま方が参加されました。
      

まず栄養士平田から子供の『食』についてお話しました。
今回はその中から
・子供に広がるメタボリックシンドローム ・偏食とその治し方 ・夏バテ解消法
                                についてまとめました。



子供に広がるメタボリックシンドローム
最近、肥満気味の子供が増えているようです。30年前に比べると
約2倍に増え、約10人に1人は肥満児であると言われています。
主な原因として、脂肪の多い食事・いつでも買い食いできる環境・
不規則な生活・運動不足などが挙げられます。

子供の肥満がどうしていけないのか?
子供の肥満の約70%は、成人肥満に移行すると言われています。
また、高度な肥満では小児期からでも糖尿病高血圧高脂血症などの
生活習慣病を合併します。

子供のメタボリックシンドロームの診断基準
ウエスト周囲径
中学生80cm以上、小学生75cm以上
または、ウエスト周囲径(cm)÷身長(cm)=0.5以上

子供の頃の食生活は成長に影響するのでとても大切です。
最近の子供は好き嫌いによる偏食が見られます。その治し方も一緒に考えて行きましょう。

偏食とその治し方
子供に嫌われる食品ベスト3は
匂いの強いもの・・・ねぎ・にんじん・ピーマン・トマトなど
      
子供は臭覚が敏感に出来ているので刺激が強すぎて適応できないのです

味が苦いかすっぱいもの・・・元々毒物の味なので、子供の生理的な
味覚能力では受け入れられませんので、味覚訓練が必要です。

噛みにくいもの・・・生野菜・かたいお肉料理

栄養上の心配より、実生活上の不便が心配です。偏食の害は程度にもよりますが、
一般にはある食品を嫌っても栄養学的に代替しうる食品があれば害にはなりません。
(魚の代わりに肉・卵・牛乳、にんじんの代わりに他の野菜など)

偏食の治し方の4つのポイントは?
調理法を工夫する
生野菜は細かく刻んだり、やわらかく煮たり炒めたりし、好きな食品に混ぜるのも良いでしょう。
また匂いの強いものは匂いを消す工夫も大切です。
魚は揚げたり焼いたり、カレーやケチャップで匂いを消すのも良いでしょう。

無理強いせず自主的な意欲を育てる
無理強いすると不快感が増強されるので、嫌いな物をひとさじだけでいいので食べる事に挑戦してみるという、
できない事を出来るようにする、そういう意欲を起こさせるのが
よい方法です。大らかな気持ちで対処してください。
ましてや食べてちょうだいと哀願したり、叱ったりするのは逆効果です。
                      
食事は楽しく、家族の偏食もなくすこと
家族全体の食生活が偏らないように配慮してください。
少々嫌いなものでも『美味しい、美味しい』と言って食べれば
子供もつられて食べるようになります。
                  
生活自体の配慮と自主性を育てる
一番大事なことは、食欲と意欲の充実です。生活全般を規則正しくリズムを整え外で運動させ空腹の機会を多くする事です。
さらに食事に限らず子供の生活全体の意欲を育てる事、親の育児態度も重要ポイントです。

夏休みも終わり気持ちも切り替えて学校生活が始まりました。
夏休みの間、家で夜更かしや朝寝坊でダラダラしていた方はそろそろ夏バテがやってきますよ。

夏バテ解消法
最近体がだるく、集中力が無くなったと感じることはありませんか?
夏の間運動もせずにクーラーのよくかかった部屋で一日中過ごしたり、
冷たいジュースや炭酸飲料の飲みすぎや、睡眠不足など心当たりはありませんか?
                
夏バテには精神的な疲れと肉体的な疲れの2種類があります。
それらを解消するには、
精神的な疲れ気分転換・リラクゼーション
肉体的な疲れ食事の内容や睡眠を改善する事

夏バテに良い食事
ビタミンB1やクエン酸をたくさん摂りましょう。
ビタミンB1・・・黒豆・豚肉
クエン酸・・・梅干・柑橘類
糖分・・・飴・チョコレート
アリナミン・・・にんにく・玉ねぎ・にら
ビタミンC・・・白菜(白菜はりんごの約5倍)
ゴーヤやぬるぬるしたモロヘイヤ・もずく等も夏バテに良いでしょう



次は食欲の秋・スポーツの秋・読書の秋、それにちなんだ内容を掲載する予定です。
次回のハート教室は11月に予定しています。お楽しみに!

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